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若手社員の成長を後押しし、
次世代を担う人材を育む。

生産管理部 技術課

山口 展弘 Nobuhiro Yamaguchi

2005年入社 / 工学部 物質工学科物質工学系専攻修了

経歴

  • 2005年 4月:入社
  • 2005年 7月:化成品製造課
  • 2008年 7月:アルコールケトン製造課
  • 2010年 7月:技術課
  • 2019年 4月:技術課 課長昇格
製造装置のスケールと仲間との一体感に憧れて。
製造装置のスケールと
仲間との一体感に憧れて。

大学院では有機合成について研究しており、その延長線上で、化学メーカーを中心に就職活動を行いました。就職活動中に当社の千葉工場を見学した際、自分がいつも扱っているフラスコと製造装置のスケールの違いを目の当たりにし、圧倒されたのを覚えています。
また、多くの社員で力を合わせ巨大な装置を動かす一体感にも憧れました。ぜひ、自分もその一員となって仲間と共に巨大な装置に関わってみたいと思い、内定の連絡を受けたときには迷わずに入社を決めました。

自身の案が形を成していく喜びを
知ってもらいたい。

現在所属している技術課では、省エネ化や増産、合理化などを企図した製造装置改造の検討と、改善工事が実施される際の管理などを担っています。改造内容を考案するチーム、工場全体に関わるプロジェクトを管理するチーム、製造装置の制御ソフトを開発するチーム、各案件の予算編成・管理を担当するチームに分かれており、私は、この4チームの統括役を務めています。前部署から異動してきて以来10年ほど在籍していますが、いち技術者としては、自分で考えた改造案が形になっていく点が最大のやりがいだと思います。
また、課長になってからは、部下の成長が一番の張り合いになりましたね。私自身、身をもって経験しましたが、配属当初は何もできないものです。そんな若手を指導することで、彼らが独り立ちした際にやりがいを感じ取れるようになってくれたときは、とてもうれしいですね。当社には、優しい先輩がたくさんおりますし、一人ひとりに親身になる社風が魅力です。一人でも多くの若手社員がいきいきと働き、活躍してくれるよう、これからもサポートしていきたいです。

自身の案が形を成していく喜びを知ってもらいたい。
部署を超えて助け合う風土こそが
丸善石油化学の強み。

先に触れたとおり、技術課で扱う案件は、製造部門や製造技術部門、安全環境部門、品質管理部門など、さまざまなセクションと連携する必要があります。そのようななかで幾度も実感したのは、丸善石油化学には、困っている者がいれば部門を問わず助けの手を差し伸べる風土が根付いていることです。私も、若手のころは幾度となく「困った!」と声を上げ、他部署の諸先輩方に助けていただいたものです。
また、東日本大震災で被災した製造装置の復旧に従事したことも、深く印象に残っています。さまざまな部署からメンバーが派遣されたプロジェクトチームでしたが、目標を共有した上で各自が自身の責務を果たし、当初の計画よりも早く完了させたのです。明確なゴール設定とその共有、ゴールに向けて誰もが納得感をもって臨めるような役割分担が的確に機能すると、驚くような成果を上げられる、貴重な教訓を得られました。

失敗を奨励して、
強い組織をつくっていきたい。

以前の丸善石油化学は、セクションを問わず知識・経験豊富なベテラン社員が多く在籍し、そこに若い社員が少数配属されるという組織体系でした。若手は、ベテランから教わる機会に恵まれていたのですが、世代交代が進んだ今、若手が多数で中堅やベテランはひと握りという構成に変わっています。その分、若手社員は自ら試行錯誤し、裁量をもって働く必要があります。言い換えれば、いち早く会社の中核として活躍をしてもらいたい、ということです。
そこで私が重視しているのは、初めての仕事でも全力で取り組んで遠慮なく失敗できるような環境づくりです。失敗から得られる教訓は、何よりも強く意識に焼き付きますから。そして、もし失敗してしまった場合は、私をはじめ、中堅・ベテランがフォローし、影響を最小限に食い止める。若手社員には様々な経験を通じて成長を感じてもらいたいですし、早く頼もしい中核社員になってほしいと思っています。

Daily Schedule
8:00 出社

一日の予定を思い起こしながら頭を整理

8:30 始業

課内ミーティングにて装置の状況を確認する

9:30 打ち合わせ

装置改造案件の事前打ち合わせ

12:00 昼休み

13:00 進捗確認

課内をまわってメンバーの業務の進捗確認

15:00 打ち合わせ

装置改造の設計を委託しているエンジニアリング会社と打ち合わせ

17:00レポート確認

課員のレポートに目を通し、必要に応じてアドバイス

19:00 退社

オフショット
オフショット

息子が所属している少年野球チームで、コーチとして参加しています。練習は毎週土・日なので、自分の時間をとれないのがキツいですね(笑)。
ただし、チームの子どもたちはみんな仲が良く、始めたばかりの息子も気兼ねなく楽しんでいるようです。子どもたちに感謝の意を込めつつ、自身がケガしないよう逸る気持ちを押さえて指導をしています。

INTERVIEWS社員紹介

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ここにある使命と誇りの結晶が、世界をもっと豊かにする。

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