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自分の仕事が、
身近な商品につながっている。
職務の意義を感じながら、
チームの中で"頼られる"存在に。

製造二部
酸化エチレン製造課

熊谷 崇亮 Takaaki Kumagai

2014年入社 / 機械科卒

経歴

  • 2014年 4月:酸化エチレン製造課
現場見学で印象的だったのは、チームで働く様子。
現場見学で印象的だったのは、
チームで働く様子。

丸善石油化学と出会ったのは、高校時代に所属していた野球部の部長からの「面倒見がよく、アットホームな雰囲気だから受けてみるといい」という言葉がきっかけでした。そこで、まずは工場見学会に参加し、社員の方々が実際に勤務されている様子を見学しました。チームプレイが求められる野球に親しんだ私にとって印象的だったのは、誰もが闊達に意見を交わしながらチームで仕事を進めている社員の方々の姿でした。さらに、見学している私たちにも気さくに声をかけてくださるなど職場の雰囲気にも魅力を感じ、丸善石油化学への入社を決めました。内定の連絡をいただいたときには迷わず入社の意志を伝えましたが、今振り返っても、この選択に間違いはなかったと確信しています。

製造装置の安定稼働を支える
"要"を担う。

私が所属する酸化エチレン製造課には、製造装置を現場で動かす「フィールドマン」、製造装置を遠隔操作する「ボードマン」、チーム全体の動き方をコントロールする「主任」と、主に3つの役割があります。入社後、私はフィールドマンからスタートし、入社6年目からはボードマンを担当しています。ボードマンの役割は、製造装置を安定稼働させることにあります。酸化エチレンやエチレングリコールの製造装置は、気温や湿度などの影響を受けやすいため、計器を見ながら人の手で酸素の供給量や圧力のかけ方などを調整する必要があるのです。製造装置の運転状況に応じた調整パターンは幾通りもあり、一通り覚えて自分で判断しながら調整できるようになる必要があります。一人前のボードマンとして活躍できるよう、先輩の手を借りつつ、日々勉強を積み重ねて装置の運転に携わるようにしています。また、フィールドマンとして培った現場における様々な経験が、ボードマンになってからの装置の運転調整の判断にも活かされることが多々あり、フィールドマンとしての経験の重要性を実感しています。

製造装置の安定稼働を支える要を担う。
失敗を通して基本の大切さを痛感。
先輩方の姿が
今後のモチベーションに。

入社して間もない頃、大きな失敗をしてしまいました。薬剤の受け入れ場所を誤って指定してしまったのです。幸い、大事になる前に誤りが発覚し、多くの先輩方が力を貸してくださったおかげで事なきを得ました。この時、「きっとこうだろう」という曖昧な考えで仕事を進めることの怖さを思い知り、また自身の行為一つ一つがいかに周囲・会社に影響を与えるかを痛感しました。一方で、迷惑をかけてしまったにもかかわらず、先輩方がイヤな顔ひとつせず進んで力を貸してくださったことも印象に残っています。このような先輩方に囲まれて働けていることをとても心強く感じましたし、自分もこのチームの一員としてもっと成長していきたいという気持ちも強まりました。この失敗を経て、報告・連絡・相談を徹底することはもちろん、それまで以上にメモを取り、確実に業務を遂行できるように工夫しながら現在に至っています。

自発的に学びながら、
頼りにされるような主任を目指す。

現在、フィールドマンとして各製造装置や製造ラインについて熟知し、ボードマンとしてプラントの安定稼働を支える能力を身に付けつつあります。この先に見据えているのは、チームを正しく導く「主任」です。私がお世話になってきた歴代の主任は、誰もが憧れる存在でした。だからこそ私も、後輩たちから頼りにされるような主任になりたいです。特に酸化エチレンは、爆発の危険性をはらんでいる物質であり、緊急時には冷静かつ迅速に適切な処置を施す必要があります。主任を目指すからには、異常が発生した際にも冷静にチームをまとめ、適切に対処できなければなりません。そのために現在は、異常への対応がまとめられている社内の基準書を読み込んだり、先輩方にケーススタディを教えていただいたりして勉強しているところです。1日も早く誰からも憧れられる主任になれるよう、知識やスキルを習得しながら成長していきたいと思います。

オフショット
オフショット

高校時代の経験から部署内の草野球チームに所属し、ピッチャーをしています。今はコロナ禍のため休止中ですが、いつもは工場内で対抗戦を行っており、上位に入ることが目標です。また、勤務後や休日のゲームも楽しみのひとつ。インターネットを通じて、学生時代の友人とアクションゲームやロールプレイングゲームに興じることが多いですね。
ちなみに、入社前、秋田県出身の私は見知らぬ土地での寮生活に若干の不安を抱いていましたが、すぐに同期や先輩などと打ち解けられたため、現在は楽しく寮生活を送っています。

INTERVIEWS社員紹介

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ここにある使命と誇りの結晶が、世界をもっと豊かにする。

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